生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和5年度 遺伝子組換えカイコの飼育を群馬県蚕糸技術センターで開始

 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と群馬県蚕糸技術センターは、今年度の群馬県蚕糸技術センターの隔離飼育区画における第一種使用等(※1)による遺伝子組換えカイコの飼育に関して、令和5年8月29日(火曜日)に説明会を開催し、高染色性絹糸生産カイコ、赤色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ及び緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコの各飼育栽培実験計画を説明いたしました。
 これらの遺伝子組換えカイコの飼育(掃き立て(※2))を下記のように開始いたしますのでお知らせします。飼育の詳細につきましては、8月1日(火曜日)に公表した飼育実験計画書をご覧ください。
 遺伝子組換えカイコの飼育の様子は、下記のウェブページにてご覧いただけます。
 飼育の見学を希望される場合は、事前に下記問い合わせ先の群馬県蚕糸技術センターにお問い合わせください。日程・時間等の調整をさせていただきます。 なお、お電話でお問い合せいただく場合は、平日の8時30分~17時15分にご連絡ください。

※1:第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用等

※2:掃き立て:ふ化してすぐの幼虫(毛蚕(けご))を蚕座の移し、餌の桑の葉を与える

○飼育場所:群馬県蚕糸技術センター 隔離飼育区画
(群馬県前橋市総社町総社2326-2)

○飼育(第一種使用等)開始日:令和5年9月5日(火曜日)

参考:飼育実験計画書および遺伝子組換えカイコの飼育の様子を掲載するウェブページ